ご挨拶
はじめまして。あい小児科クリニック 院長 丸山善治郎です。
八潮団地で17年間地域医療に貢献してきた徳永クリニックを引き継いで、まるクリニックを考えられる最速で開設しました。コロナ禍での地域医療を実践する中で、幼稚園や小学校に通うお子さま達からの検査ニーズに対応することの重要性を実感しました。そして、大きく方向を転換いたしました。まず、まるクリニックをあい小児科を運営する医療法人社団ケアコミに組み込み、令和4年9月、あい小児科クリニックと名称を変更し、標ぼう診療科を小児科、皮膚科、内科、リハビリテーション科としました。草加市のあい小児科と連携しながら、地域の小児科ニーズに少しでも答えられるようにスタッフ一同全力で小児科医療を実践して参ります。
私は発生生物学、特に骨ができる仕組みや関節の病気の原因究明などを東大整形外科で研究してきました。子どもたちの体が成長することを分子生物学のレベルで説明することが私たち骨研究者の目標でした。身体障害や遺伝的な病気の治療に繋げようとする研究は日本国内でたくさん行われています。同僚の研究者は、埼玉医大、帝京大学、群馬、東京の国立大学で整形外科、リハビリテーション科、歯科口腔外科の主任教授として活躍しています。骨・軟骨研究の専門家として小児科医療に専従しています。
あい小児科クリニックでは、医療的ケア児や発達に遅れがある子どもたちの相談を受けています。障害のあるお子さまが遠方から外来受診していただけることも増えてきました。医療的ケア児が通う重症児デーサービス、生活介護施設などを嘱託医として訪問したり、訪問リハビリテーションを指示して障害のある子どもたちが地域で成長する支援をしています。
研究から離れてずいぶん経ちました。分子生物学的手法で研究していたスキルを使って、今は毎日コロナPCR検査をあい小児科のラボでやってます。気が付いたら2万人以上のPCR測定をやってました。不思議と飽きずに毎日毎晩PCR検査を1人でやってます。不思議に飽きずにやっています。コロナ禍が終わるまで続けると思います。その後は、本業の発熱以外や障害支援に取り組みたいと考えています。
医療法人社団ケアコミ 理事長
あい小児科クリニック 院長 丸山 善治郎
略歴
国立浜松医科大学医学部医学科卒業 | |
東京大学大学院医学系研究科外科学専攻満期退学 | |
東京大学医学部附属病院 整形外科 | |
東京都立府中病院(現:東京都立多摩医療センター) |
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医療法人社団いばらき会 理事 いばらき診療所みと 開設者・元院長 医療法人社団ケアコミ 理事長 あい小児科 開設者・元院長 |
所属学会・資格・受賞歴
- 日本小児科学会、日本整形外科学会
- 埼玉県医師会 小児在宅医療検討小委員会 委員
- ASBMR(米国骨代謝学会) Young Investigator AWARD受賞