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これだけ蔓延しているのに予防接種?

[2022.01.31]

誰でも感染する状況にある今の状況で予防接種をやろうというのはいかにも行政らしい発想だ。高齢者のブースター接種は、今すぐ進める価値がある。ブースター接種は比較的抗体価がすぐ上がるそうだ。私は抗体価を計ることができないので専門家の意見に従う。

地域医療の専門医として今の感染状況を見れば未就学児は不顕性感染も含めると全員が感染するレベルに達すると考えている。つまり、子どもたちはワクチンを打つ前に集団免疫を得るだろうと推察する。高齢者のために、時代くれとなっている今のワクチンを子どもに接種することをとても推奨する気にはならない。オミクロン株以降に焦点を合わせた新しいワクチンならまだしも、初期型のコロナワクチンを今から子どもたちに接種することを私は推奨しない。八潮市の予防接種も断ることにした。八潮市の子どもは全員暴露したと考えてよいだろう。八潮市に嫌われるより、子どもたちに余計なワクチンを打つ方が心が痛む。

行政も良識的な判断をしてもらいたいものだ。

これは八潮、草加での話で同じ埼玉県でもコロナが流行っていないナイーブな地域であれば予防接種が必要になるだろう。草加の南部は正直に蔓延しているのだからそれなりの対応に変えるべきで、ワクチンが余っているか接種してくれという行政からの依頼は丁重にお断りすることにする。

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